1. 日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか . 2010 / 竹田 恒泰
憲法学者という肩書で反日マスゴミと左巻きの国会議員を糾弾する政治評論家であり、また一方ではラーメン屋を経営するという実業家でもある竹田センセイ。漫画やアニメなどのポップカルチャーだけでなく、食文化・モノづくり・和の心など「世界に良い影響を与えている国」として日本はその地位を確立している。本書ではその理由を、「頂きます」・「勿体無い」・「和(なご)み」などの美しい日本語をキーワードに解説し、遠慮と節操のない近隣国とは違って「衣食足りずとも礼節を知る」日本と日本人の凄さを改めて教えてくれる。
2. 日本人はなぜ日本のことを知らないのか . . . 2011 / 竹田 恒泰
「いま地球上にある200近い国の中で一番古い、世界最古の国は日本である事を知っている日本人がどれだけいるでしょうか?」という書き出しで始まる本書。それどころか「自分が産まれた国はいつどのようにして出来たのか」という、世界中の国民が誰でも知っている事さえ知らない不思議に疑問を投じ、戦後の学校教育やマスゴミによって歪曲されたこの国の真実を明らかにしていく。子供たちに読ませるために自ら編纂した「中学校社会科・教科書のお手本」を披露し、国を知ること・国を愛することの尊さを説いていく本書は、日本人にとって必読の書と言える。
3. ハーバードでいちばん人気の国・日本 . . . 2016 / 佐藤 智恵
大西洋に面したマサチューセッツ州・ボストン近郊に位置するアメリカ最古の大学、ハーバード。世界中からスーパーエリートが集まる最高峰と呼ばれているが、そこで学ぶ学生たちに一番人気がある外国が事もあろうに「日本」という事実に驚く日本人は、実は日本のことを知らなさ過ぎるのかも知れない。「7分間の奇跡」で話題になった新幹線の清掃作業を行うチーム・TESSEI(テッセイ)を絶賛し、トヨタ・ホンダの凄まじい底力に学び、日本の経済政策であるアベノミクスを真摯に評価する、そんな彼らは日本人が知らない「日本の強み」をもっともっと知りたがっている。
4. ハーバード日本史教室 . . . 2017 / 佐藤 智恵
「世界に日本という国があって良かった!」...。アジア人として初めてノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・セン教授(インド)の言葉に象徴されるように、ハーバードの教授と学生は日本という国、特に日本史から数多くを学んでいる。東大の教養学部からコロンビア大学でMBAを取得し、現在は「ハーバードウオッチャー」として有名な著者が、10名の教授たちへのインタビューを通して「世界から見た日本史」の新たな魅力を追い求める。戦後における日本経済の高度成長の要因を分析した『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の著者で知られるエズラ・ヴォーゲル氏や、知日派で知られる国際政治学者のジョセフ・ナイ氏など、錚々たる顔ぶれが日本を語る、何とも贅沢な一冊。
5. 日本人だけが知らない世界から尊敬される日本人 2018 / K・ギルバード
1971年にモルモン教の宣教師として初めて来日、日本滞在が通算で40年を超える弁護士である著者は最近では沖縄・憲法・国連などメディアのタブーに挑み、日本のマスゴミのあらゆる過ちを質(ただ)し続ける真の「愛国者」とされている。戦後の占領期にアメリカGHQが日本の教育とメディアを管理した政策によって、自国の「英雄たち」について知らされていない日本人の眠りを覚まし、自信と誇りを取り戻す特効薬として書いたのがこの一冊。カップヌードルで世界の食文化を変革した安藤百福、「武士道」で大和魂を世界に伝えた新渡戸稲造、人種差別によってノーベル賞を逃しながらも「近代科学の父」として社会貢献に人生を捧げた高嶺譲吉... 偉大なる日本の先人たちに、アメリカ人弁護士が満を持して光を当てる!
6. いま誇るべき日本人の精神 . . . 2016 / 加瀬 英明
第二次大戦後に国連大使を務めた外交官・加瀬俊一の息子であり、自らも外交評論家として各国で講演活動を行う一方で、戦後の自虐史観にまみれた歴史教科書に異議を唱えて1996年に発足した「新しい歴史教科書をつくる会」の顧問でもある保守派の重鎮による日本人論。「傲慢な中国は世界から孤立する」という予想は今や現実となり、「日本と中国、この戦いに勝った方がアジアを制する」という提言は日本の向かうべき進路を明らかにしている。今こそ日本人の精神を取り戻し、日本と日本人を「アジアの光」となるようにと鼓舞する心の叫びが聞こえる一冊である。
7. 日本は世界4位の海洋大国 . . . 2010 / 山田 吉彦
日本が持つ海洋面積は世界で6番目の広さなのだが、海水の体積で見ると世界4位であると主張するのは、東海大学の海洋学部で教授を務める一方で、海をテーマとした文学作品でも知られる海洋問題研究家の山田氏。四方を海に囲まれた日本が海と共に繁栄した歴史的背景に始まり、海水に含まれるウランやチタンなどの天然資源やマグロなどの水産資源、さらには波や海流などを利用したエネルギー開発など、海が与えてくれる大きな可能性について考える。その一方で中国が尖閣諸島を、韓国が竹島を、ロシアが北方領土をと、「狙われる」日本の海を守るための方策を提案する。韓国での学会に出席して、反日の活動家から罵声を浴びながらも竹島の日本領有を主張した山田氏の勇気ある行動に拍手を送りたい。
8. なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか . . . 2016
タイトルが長過ぎて著者名が入りきらなかったのだが、一橋大から三菱商事で途上国での駐在を経てNPOで活動を行う布施克彦氏と、同じく一橋から環境庁・JICAなどを経て現在はUNEP(国連環境計画)の本部ケニアに在住する大賀敏子氏の共著である。太平洋のど真ん中・マーシャル諸島で環境問題に挑む金物屋のオヤジ、コンゴやタンザニアで柔道を広め、現地人に慕われながらウガンダで交通事故死してアフリカの土となった元商社マン、ヒンディー語・ベンガル語・タミル語などの公用語を操り、インド人よりもインドに詳しいJETRO所長...。その国を愛し、人々と過ごし、現地での信頼と尊敬を勝ち取った日本人の強さに迫る。
9. 戦争と平和 . . . 2017 / 百田 尚樹
自由奔放すぎる発言で毀誉褒貶(きよほうへん)の多い作家の百田尚樹だが、その小説家としてのデビュー作が2006年に出版された「永遠の0(ゼロ)」。大東亜戦争を戦った零戦(ぜろせん)の乗組員を描いた反戦のメッセージが実に450万部を超えるミリオンセラーとなったのだが、執筆を前に徹底的に下調べをして分かったのが、「日本人は戦争に向いていない民族」であるというもの。特定アジアとは違って民度の高い日本人だが、一方でその「お人好し」過ぎる国民性が世界の常識とはかけ離れていると指摘。「日本を守るのは日本人」という主張により、憲法改正を始めとする「国力増強による平和維持」を訴える。
10. だから日本は世界から尊敬される . . . 2014 / マンリオ・カデロ
イタリアの北東部、山に囲まれたサンマリノは西暦301年に建国された世界最古の共和国。そのサンマリノの駐日大使を2002年から務め、さらに2015年からは150ヶ国以上の駐日大使を代表する「駐日外交団長」も兼務する大の親日家が本書の著者である。世界を感動させる「神道の教え」から始まり、無形文化遺産に登録された「和食の凄さ」・日本人の『学習能力の高さ」や「マナーの良さ」など、世界が憧れる日本の文化を讃え、最後は世界平和のために日本が取るべき「道」まで言及する。自信を失いかけている日本人にぜひ自信を取り戻して欲しいとの願いが込められた一冊だ。